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2018/04/18

完全退職 mytime管理へ

本年3月31日をもって完全退職。無職になって20日が経とうとしている。正規職員38年。臨時嘱託6年、非常勤職1年。45年間勤めたことになる。無職になって楽になったでしょう、ご苦労様でしたとよく言われるが、そんなことはない。ご苦労はこれからという感じだ。
1 肩書きがない。ないわけではない。退職○○会副会長、○○会理事等役職は有してはいるが、名刺に掲げるまでもない。私は、二つの学会に入会しているが、例えば学会大会参加申込等というと必ず所属が求められる。肩書きがあっても、それは界に連なる組織の所属ではなく、身分を表すものでもない。自治会に行って社長を名乗るようなもので、何にも関係ない。要するに無所属。あー人生には際があり界があったのだと悟った次第。
2 職に就くというのはMytimeの提供。職が定めているスケジュールでMytimeも動いていて、45年間いや小中高は登校時間や下校時間、昼食時間があって、Mytimeはそれで動いていた。それが一挙に消えて、Mytimeは自分で設計して自分で作るようになった。これが結構しんどい。油断するとぐだぐだの生活になっていく。
3 目的や目標があり、そのためにすることがあった。それがないことの空虚感を味わっている。よく趣味があればいいというが、趣味は一方で結構きつい労働があってこそ生きがいとなる。つまり、一種の息抜きだから楽しい。 そうでないと趣味が趣味としての輝きを失う。この気分は、旧東海道を日本橋から京三条大橋にたどり着いて、歩ききった後の無力感、喪失感に似ている。それで、私は東下りをやり始めたのだが。
 処方箋は、常勤時代と同じ状態を創り出すこと。朝、5時30分には散歩に出かけ約1時間。帰ってきて朝食を摂 り、支度して7時46分の電車に間に合わせる。それから喫茶店に入り約90分の情報収集やもの書き。9時30分に は市立図書館。図書館では午後3時まで調べ事や原稿書き。そして帰って自宅でメールを確認したり読書したりて入浴・夕食。21時には就寝。このルーチン化した日課を火曜日から金曜日まで続けて、土・日・月は全く別な時間に仕立てる。何をしているかって?それは別の機会に紹介しよう。この連続に努めている。努めているというのは崩れやすく簡単なようで難しいんだよ。退職組の中には朝からビールで幸せなんてのたまわっている御仁もいらっしゃるが、酒は嫌いではないだけにそうなったら、危険極まりない。そうはなるまいと堪え堪えだ。仲間を募ってゴルフだ、麻雀だ。釣りだ等と仲間遊びをするのもいいが、老いが進めば一人二人と仲間は減って、やがて一人になる。いつまでも昔にすがって、群れているわけにはいかない。その時、何かが自分になければ、周囲や家族に迷惑をかけるだけ。孤独も一挙に打ち寄せる。
私達は、血縁、地縁、職縁の中で生きてきたが、完全退職すると縁はこの逆から消えていく。最後に頼るのは血縁。いつまでも職縁はいい迷惑だが本人は気がつかない。地縁は体が動く内で、今や老人会。一人で凛とした生活ができる。これを「自縁」と言っているが、これが理想だな。新たな自分と新しい人間関係作りだ。

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